「田園調布の家-猪熊邸(1971)」はRC造とS造の3階建て二世帯住宅で、2・3階が画家のアトリエ兼住居になっています。
建物は道路側に植えられた樹木を活かすようにゾーニングされ、1・2階は居間などのピクチャーウインドウで囲むようにプランされています。
展示された模型は2階の住宅部分だけですが、3階に来客用の部屋と水回りに広いテラスが設けられ、アトリエや収納室が敷地奥側の2・3階にまとめられています。道路側で3.3m!も跳ねだしている2階の食堂部分は、外壁が軽くなるように木軸で造られ、その下部は駐車スペースに利用されています。
コメント
コメントを投稿