「山中湖の山荘(1975)」は延床面積が25坪余りの木造2層の山荘で、南向きの斜面を活かすように建てられています。
西側からアプローチする地階には玄関と車庫が並び、上階が主階として各部屋がレイアウトされ、南側の全面にバルコニーが設けられています。
地階の玄関が建物の中央になるため、上階では階段の周囲に配置されている居間・食堂・台所が、一つの空間の中で回遊する動線になっています。屋根は敷地の傾斜に合わせた片流れで、居間の奥に配置された和室はスキップフロアーのように60㎝程高く上げられ、そこからも見通し良く山中湖が望めるそうです。
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