目黒区 三田の家
「目黒区 三田の家」は、1958年に竣工した木造一部RC造の2階建てで7人家族のための住宅です。
敷地は東西方向に広く建築当時は見晴らしが良かったため、建物を南西に向け配置して居間や和室の眺望が良くなるように計画されています。
1階の南側には居間・食堂・厨房がまとめられ、庭側のテラスから道路側の勝手口まで動線が繋がり、居間の暖炉は地下のボイラー室から煙突までRC造で一体になっています。
そして、北側の和室二部屋は主に夫婦寝室として使われていたようで、庭に面して開放的に広縁が設けられ、東側では裏庭がRC造で蔵のような納戸で囲まれています。
その裏庭に面した老人室と便所はアプローチしやすいように配置され、浴室と脱衣室は居間と和室の間に並べられています。
2階では四部屋の子供部屋が庭に面して並べられて、1階寝室の上部を避けるように配置されています。
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