代々木の家
「代々木の家」は1953年に竣工した木造二階建て一部RC造の住宅で、建物は広い敷地に東西方向へ幅広く建てられています。
西側の平屋には玄関やリビングなど公的部分、東側の2階では寝室とバスルームの私的部分と1階に車庫や使用人室などの裏方部分がまとめられています。
公的部分と私的部分の空間は床のレベルを変えて区切られていて、家族や来客のための動線は中央の短い階段で繋がれています!
また、リビングとダイニングの庭に面する壁では柱が外側へ外されていて、壁一面の引戸を開けると深い軒下のテラスと室内が一体の空間になるように計画されています!
今回の展示では特別に会期が一日だけ延長され、応接室で『語り合うギャラリートーク』が開催されました。
平尾先生と吉村隆子さんからは、学生時代の『吉村先生』の印象や、普段から仕事に対して「楽しく前向きに」取り組んでいたことをお話いただきました。
そして、秋山先生には軽井沢山荘で過ごした思い出の他に、誰に対しても穏やかで『平等とliberal』を信条とされていたことも語っていただきました。
小さな建築展が開催され、続いてきた理由がわかったような気がします!
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