戦没船員の碑

 
観音崎公園の「戦没船員の碑(1970)」は、民間の船員の慰霊と平和を祈るのための場所で、芸大の助教授だった益子義弘さんが設計を担当されています。
帆船の帆をイメージした高さ24メートルの「白磁の大碑壁」は、薄い壁を折り紙のように曲げることで強度が上げられ、仕上げの素材は優しさをイメージして決められたそうです。
祭場は遠望する太平洋の水平線がモニュメントの中心となるように計画され、その正面に碑文石と献花台が設置されています。
大きな碑壁を見上げると、視線が空に向かっていくように感じられました。

コメント

人気の投稿