松風荘
この建築は実際に住むためではなく展覧会の一環として設計された建築で、主に日本建築にあるモダンで合理的なデザインを伝えるために計画されたそうです。限られた敷地の中でも築地塀によって庭園が仕切られて建物と一体的に造られ、その外側で大通りから玄関まで回り込むようにアプローチすることで緩衝距離がとられています。初期の計画では主庭が枯山水になっていますが、MoMAからの要望で池を持つ庭園に変更されています。白い築地塀の囲まれた庭が広縁から目前に広がり、それが『静かな額縁』となって効果的だったそうです!
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