京都 松ヶ崎の家

 「京都 松ヶ崎の家」は画家のアトリエを付属させた住宅で、自然景観を維持するための風致地区内で1976年に建てられています。
敷地は南向きの斜面に位置しているため、地階となる道路面にカーポートや玄関をRC造で配置し、そこから4m程高く造成された平地に木造2階建てが建築されています。
敷地に幅広く建物を計画することで全ての居室が南側に並べられ、その他の水周りや収納などの諸室は北側に配置されています。
西側の住宅部分と東側の仕事場には階段が別々に設けられ、玄関からの動線が家族用と来客用に分かれていますが、それらは1階の応接間と2階の書斎から行き来できる計画になっています!

カーポートの奥にはドライエリアとして吹抜けが設けられているため、地下となる玄関と予備室にも自然光が届けられます!
敷地の北側でも斜面を土留しているため、その高さ4m程の間知石との空間を利用して建物が計画されています。
そのため、居間の北側にも裏庭が設けられていて、室内からは大きな開口部とその上部のトップライトによって、擁壁に囲まれながらも樹木まで眺めることができます。
アトリエは制作する作品を見下ろすために吹抜けになっていますが、そこには安定した明るさを得るため、北面に2層分を利用した開口部が設けられています。
アトリエから繋がる北側の「画庫」部分は、RC造で蔵のように作品を収納し、その屋上は物干し場として利用されています。



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