ヘボン記念碑
横浜の外国人居留地跡に建立された「ヘボン記念碑(1949)」では、ヘボン式ローマ字を創始したJ.C.ヘボン博士の功績が称えらています。
この石碑の中央に配置された横顔のブロンズレリーフをよく観察すると、なんだか不思議な感じがしませんか?
一見すると、レリーフは石碑を彫り込んで付けられているように見えますが、光の当たり方から石碑の表面にあるようにも見えています。
実は、石碑の中央部分が丸い窓のようにくり抜かれていて、その奥にレリーフが付けられています!
さらに、内部を空洞にして上部から光が当たるように開口が設けられ、そこから入ってしまう雨水や塵などは、石碑の背面下部から自然と排出される設計になっています!この単純なカタチの中に収めらた意外な仕掛けは、「吉村順三作品集 1941-1978」や「別冊新建築 日本現代建築家シリーズ7 吉村順三」に載せられている断面図によって読み取ることができました。


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